How to Make a Camellia with Maru-Tsumami | Layered Tsumami Zaiku Flower Tutorial (Step-by-Step)
冬の庭を彩る、凛とした椿。
今回は、ぷっくりとした立体感を出すための「丸つまみ」と、土台が安定して重ねやすい「丸裏返し」、この2種類の技法を組み合わせた椿の作り方を解説します。
ボンドで貼る際に花びらが滑り、形が崩れてしまうことはありませんか?
1段目を「丸裏つまみ」にすることで土台との接地面が安定し、組み立てが格段にしやすくなります。葉の緑を添えることで色が引き締まり、より本格的な仕上がりになります。
Traditional beauty with a modern touch.
By combining two types of Maru-tsumami, you can create a lifelike camellia.
This balanced petal arrangement brings out natural volume and elegance.
《椿の花》
作業時間の目安:約30〜40分
(パーツ作成 約15〜20分)
(パーツ組立 約15〜20分)
難易度:★★☆☆☆(初心者向け)

準備するもの
【使用した材料のサイズ】
・花びら(8枚):3cm × 3cm
・葉っぱ(2枚):3cm × 3cm
・土台生地(1枚):3cm × 3cm
・土台用厚紙:直径2.0cm(丸型)
※出来上がりの花のサイズは花びらの布の正方形とほぼ同じになります。葉っぱをつけるとプラス0.5cmほど大きくなります。作りたい花のサイズに合わせて布をカットしてください。



※布のカットには、ロータリーカッターとカッティングマットがあると、3cm角をたくさん作るのがぐっと楽になりますよ。つまみ細工の準備はこちら(リンク準備中)
パーツの準備(Materials & Parts)
椿を作成する際に必要なパーツ一覧です。
《パーツリスト》
[花の土台]
・台紙用厚紙(丸型)
・生地×1枚(花びらと同じ色とサイズ)
[椿の花、葉]
・外側(1段目)の花びら: 丸裏返し × 5枚
・内側(2段目)の花びら: 丸つまみ × 3枚
・葉っぱ: 剣つまみ × 2枚
・花芯: ペップ(適量)

今回使用するのは「丸つまみ 3枚」「丸裏返し 5枚」「剣つまみ(葉っぱ)2枚」です。
基本の作り方の詳しい解説は下記のリンクから解説しています。
▲丸つまみの作り方
▲丸裏返しの作り方
▲葉っぱの作り方(準備中)
基本の折り方のおさらい
《丸つまみ》 3枚作成してください。
※丸つまみのダイジェスト写真
《丸裏返し》 5枚作成してください。
※丸裏返しのダイジェスト写真
《剣つまみ(葉っぱ)》2枚作成してください。
《ポイント》
「丸つまみ」「丸裏返し」それぞれの花びらの先端(尖っている方)を2〜3mmカットしておくと、きれいに重ねやすくなります


「椿」 組み立てステップ(Step by Step)
《Step 1:土台をつくる》
厚紙に生地をつけます。布にボンドを塗り、円の周りをカットしながら貼り付けてください。
重なった布の余分な部分はカットしてください。




《Step 2:土台に2枚葉っぱをつける》
土台の端(布の重なりがある部分)にボンドをつけ、先に葉っぱを固定します。この上から花びらを重ねていくことで、葉が花の下から自然にのぞく形になります。

《Step 3:1段目の花びら(5枚)をふく(配置する)》
「丸裏返し」のくぼんだ面を上にして、隣の花びらと少しずつ重ねながら円状に並べます。
※土台に花びらを並べていくことをを専門用語で『ふく(葺く)』と言います。

💡 Point: 重ねることで広がりすぎを防ぎ、まとまりが生まれます。
《Step 4:2段目の花びら(3枚)をふく》
1段目の「丸裏返し」のくぼみにフィットさせるように、通常の「丸つまみ」を3枚のせます。

💡 Point: 中心に向かってぎゅっと寄せるように重ねて配置すると、椿らしい立体感が際立ちます。
《Step 5:仕上げにペップを配置する》
中央にペップをボンドで固定します。

なぜ2つの技法を使い分けるの?(Making Insight)
外側5枚・内側3枚という配置は、広がりすぎず中心が引き締まるバランスのよい比率です。
花びら同士が自然に重なり、椿らしい丸みと奥行きが生まれます。
この5:3の組み合わせが、今回の“黄金比”です。
全部を「丸つまみ」で作るよりも、1段目の花びらを「丸裏返し」にする方が安定感がでます。
また、5枚を重ね合わせたときも花びらが崩れにくくなります。
上段の花びらを「丸つまみ」で作成することで、花びらの繋ぎ目が見えず、立体的できれいな形に仕上がります。
技法を混在させることで、見た目の自然さと作業の安定性を同時に実現できます。


まとめ(Conclusion)
配色を変えるだけでも、椿はまったく違う印象になります。花びらの色を変えたり、組み合わせる葉っぱの色を変えるだけでもイメージが変わるので、いろんな組み合わせを試してみてくださいね。
技法によって、作る花びらの表情が変わります。いろんな技法を組み合わせたり、1つの技法に絞ってまとめたり、作成しながら花との相性を考えるのが楽しいです。今後、椿の花もまた違う表現の仕方にもチャレンジしていきたいです。

次回は、葉っぱに使用した「剣つまみ」の作り方を詳しく紹介します。
「剣つまみ」は葉っぱだけでなく、先のとがった花びらの沈丁花やクレマチスをつくるときにおすすめです。
▲基本の技法 「剣つまみ」の作り方はこちら(記事作成中)
The Camellia stands firm and elegant in the winter breeze.
By mastering different techniques, your creative possibilities are endless. In the next post, I will introduce “Ken-tsumami” (pointed petals) to complete the leaves.

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